石灰撒き
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大豆やそばを収穫した畑には次の作付けの麦の為に石灰を撒きます。以前は20㎏入りの袋入りの石灰を1袋づつブロードキャスターのタンクに投入していましたが、今は、500㎏入りのフレコンから一度にたくさんの石灰を投入することが出来るようになり、作業効率が格段に良くなりました。 作業終盤の石灰については今も袋で投入しフレコンで半端に余ることがないように気を付けます。
GPSガイダンスでの施肥作業
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GPSを使った農業を紹介します。農業のGPSも、皆さんがドライブで使うカーナビと同じGPS衛星の電波を使いトラクターを誘導します。今回は麦の施肥作業の様子です。ブロードキャスターという機械を使い肥料を幅10mで撒きます。広い畑を勘だけで10m感覚に作業するのは大変難しく、むら撒きにもなります。しかし、GPSを使ったガイダンスを利用すると、モニター上のガイドラインにトラクターを併せることにより正確な施肥が行われ、誤差はなんと30㎝です。またタイヤスリップの影響を受けない正確な作業速度も分ります。オプション部品も付けると自動運転も可能です。
麦撒き
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麦は11月下旬頃に撒きます。北関東特有の空っ風が吹く中少しづつですが育っていきます。
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今は一粒の種から1枚の葉しか出ていませんが5月頃になると沢山分けつして畑が緑一色になります。
麦ふみ
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12月から3月頃にかけて数回麦踏みを行います。
ドローン防除作業
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赤カビや生臭黒穂病を予防するために、防除剤を散布します。ドローンで散布をするようになると格段に作業効率がよくなります。
5月頃の麦の様子
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5月中旬の麦畑は、大麦は色付き始め、小麦は花盛りです。 6月には収穫になります。 各麦の中に別の種類が混じってしまうと、販売が難しくなるので、出来る限り収穫前に抜き取っていきます。特にカラス麦(燕麦)は、一度生えてしまうと何年も発生して困ります。
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収穫
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5月下旬、汎用コンバインによる収穫です。梅雨前の晴れ間が続くこの時期に刈取を急ぎます。それは、麦は雨が長引くと極端に品質が落ちるからで、日々天候を気にしながらの収穫になります。
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乾燥
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収穫した麦はライスセンターへ運ばれ乾燥機にいれ、一晩かけて乾燥をおこないます。
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乾燥後は調整を行います。まず比重を管理しごみ等を振り分けます。次に麦の大きさをそろえます。最後に色彩選別機にかけて不純物を取り除きます。
最後にフレコンに詰めて出荷となります。
出荷後
検査を受け、品質で1等と2等に区分されます。
その後、製粉会社で粉にされ、皆様の家庭で、うどんや小麦粉等でご利用いただくことになります。
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麦の種類
当社で栽培した麦です
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左・・・二条大麦(ビール大麦) 名前の様に実が2列に並ぶのが特徴で、スマートな形で、熟すと輝きが有り風になびくと畑が輝きます。ビールや麦茶になります。
中央・・・六条大麦 実が穂に6条に並ぶのが特徴で、ノゲが太くゴツイ感じで、畑がノゲで覆われます。麦ごはんや麦茶になります。
右・・・小麦 実は2列に房状につき2~3粒がついています。熟すと小麦色が綺麗です。小麦粉になりパンや麺類が作られ、また醤油の原料にもなります。